香川照之、歌舞伎界入りも「僕のベースは映像」
2011年10月10日 15:13

[映画.com ニュース] 俳優の香川照之が人気海外ドラマ「刑事コロンボ」のシリーズ最終話に“犯人”役でゲスト出演することになり10月10日、都内のスタジオで2代目コロンボの石田太郎とともに日本語吹き替えのアフレコを行った。香川が海外ドラマのアフレコを行うのは、今回が初めて。学生時代から原作の文庫本を集めるほどのマニアだといい、「ふたつ返事で快諾させていただいた。石田さんの第一声を聞いた瞬間、『早くオレを逮捕してくれ』という気分になった」と感激しきりだった。
今年6月に亡くなったピーター・フォークさんが主演を務める「刑事コロンボ」全69エピソードをHD ニューマスターの高画質で完全ブルーレイ化。日本では未ソフト化だった「新刑事コロンボ」の19 エピソードも初収録する。そのうち、香川がゲスト出演する最終話「殺意のナイトクラブ」は唯一、日本語吹替えされていなかったエピソード。石田がコロンボを演じるのは「13年ぶりかな」といい、久しぶりの、そして最後のアフレコに感慨深い表情だ。
香川は「うちのかみさんが、あなたの大ファンでね。ぜひサインをもらってくるよう言われているんですよ」という石田の名調子に大喜び。アフレコ中も石田の繊細な役作りに感嘆したといい「フォークさんは亡くなったが、石田さんが実写で演じる日本版コロンボをぜひ見たい」。一方、石田は「さすがにコロンボが大好きとあって、作品の特色をよく承知しているし、役柄にもすぐ同化していた。さすが若き名優」と太鼓判を押していた。
先月、歌舞伎界入りを宣言した香川は「僕のベースは映像ですから。(多忙で)稽古はできない状況。無謀さがあります(笑)。恥をかきに参りますが、ご容赦ください」と来年6月の初舞台を控えめにアピール。10日に肝不全のため亡くなった歌舞伎女形の中村芝翫さんに対し「直接ご挨拶することができなかったが、強く念じてご冥福をお祈りしたい」と追悼のコメントを出した。
「刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX」は全35 枚組(69 話収録)で12月2日から発売。
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