井口昇監督、ファンタスティック・フェストで監督賞受賞
2011年9月29日 19:46
[映画.com ニュース] 「電人ザボーガー」の井口昇監督が9月26日(現地時間)、米テキサスで行われた映画祭“ファンタスティック・フェスト”(9月22~29日)のファンタスティック部門で、監督賞を受賞したことがわかった。同映画祭は、「ファンタジー」「ホラー」「SF」「アクション」の分野を専門とする映画祭の中で、全米最大の規模を誇る。
本作のメガホンをとった井口監督は、「数ある有名な作品と話題作の中から選んでいただいて受賞したので、意外すぎてビックリしました。日本の特撮モノのリメイクということで軽く見られがちなところもあるのですが、作品としてきちんと評価していただいて光栄に思います」と語った。
「電人ザボーガー」は、ピー・プロダクションの人気特撮ヒーロー番組(1974~75)を映画化。主人公の秘密刑事・大門豊が相棒のロボット・電人ザボーガーとともに、地球を守るため犯罪組織Σ(シグマ)団に立ち向かう姿を描く。
空手アクションや人間とロボットのきずなを盛り込み、「青年期の章」「熟年期の章」の2部で構成。大門の青年期を特撮テレビドラマ「炎神戦隊ゴーオンジャー」(08~09)の古原靖久、熟年期を板尾創路が演じる。日本では、10月15日から全国で公開。