天海祐希、ハリウッド映画吹き替えに初挑戦
2011年9月22日 08:26

[映画.com ニュース] 女優の天海祐希が、ヒュー・ジャックマンの主演最新作「リアル・スティール」で、ハリウッド実写映画の日本語吹き替えに初挑戦したことが分かった。主人公チャーリーを叱咤激励するヒロイン・ベイリー(エバンジェン・リリー)の声を担当。「凛(りん)とした強さと信念を持った女性で同性からも高い支持を得ている」ことから起用が決定した。
ロボット格闘技の勃興(ぼっこう)によって居場所を失ったボクサーのチャーリーが、人生の再起をかけ、息子マックスとのきずなを取り戻すため奮闘する姿を描く。スティーブン・スピルバーグ、ロバート・ゼメキスが製作を手がけ、ショーン・レビ監督がメガホンをとった。ジャックマン、リリーをはじめダコタ・ゴヨ、アンソニー・マッキーらが出演している。
アニメ「崖の上のポニョ」(2008)で声優経験を持つ天海は、実写映画の吹き替えは「ベイリー役の女優さんがいらっしゃって、その方が素晴らしい演技をしているので、それを壊さないように心情に寄り添うように演じることが難しかった」と述懐。吹き替えを行うにあたり、本作の題材であるロボット格闘技に不安があったようだが、「人と人とのきずな、人の思い、人間の計り知れない力をものすごく感じる作品でした。親子と一緒に戦っていくロボット“ATOM”が、何もしゃべらず表情にも出さず頑張る姿に胸を打たれました」と絶賛する。
本作のテーマである親子関係は、「離れていた時間が長かったがゆえにお互いぶつかりながらもきずなを深め、父として息子として成長していく過程がわかりやすく描かれていてよかった」と太鼓判。そして「見た後で色々語り合いたい作品なので、お父さんが息子を連れて行って欲しいです。お父さんはチャーリーの気持ちになり、息子はマックスの気持ちになって見てほしい」とアピールした。
「リアル・スティール」は、12月9日に全国で公開。
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