西田敏行“ご本人”と対面し「おれで良かった」自画自賛
2011年9月5日 19:31

[映画.com ニュース] 小惑星探査機「はやぶさ」を題材に、20世紀フォックスが実話を映画化する「はやぶさ HAYABUSA」のチャリティ試写会が9月5日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演の竹内結子をはじめ、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、堤幸彦監督が舞台挨拶を行った。
竹内演じる宇宙科学研究所(現JAXA)の若き女性研究者・水沢恵の視点から、7年間にわたる挑戦と苦闘を繰り返した「はやぶさ」プロジェクトを見つめ、自らも成長する姿を描く。竹内は「誰にでも奇跡を必然に変える力をもっていると感じ取ってもらえれば。先の結果がわからなくても、あきらめず前に進むことが明日につながるはず」と自信たっぷり。
通信途絶やエンジン停止などさまざまな困難を乗り越え、小惑星イトカワから微粒子を採取した「はやぶさ」。ヒロインの上司を演じる西田は「7年の歳月をかけて、初めてのおつかいを果たした子どものよう」と目頭を熱くしながら、最敬礼だ。
舞台挨拶にはプロジェクトにかかわった的川泰宣教授、川口淳一郎教授、國中均教授、理学博士の齋藤潤氏が出席。それぞれをモデルにした役柄を西田、佐野、鶴見、高嶋が演じており、キャスト陣は“ご本人”との対面に感慨しきり。西田は「現場で的川先生とお会いしたときに、『あっ、おれで良かった』と思いました」と自画自賛。的川教授も「長年、西田さんの大ファンなので、もったいないと思うが、確かに体型は似ている」と照れ笑いを浮かべていた。
事実をもとにフィクションとして製作された同作。堤監督は「目指したのは完コピ。管制室の様子はもちろん、先生方の立ち位置、ペンや腕時計を扱うしぐさまで意識した」とこだわりを明かしていた。
「はやぶさ HAYABUSA」は、10月1日から全国で公開。
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