NASAがSF映画「アポロ18」への協力を拒否した理由とは
2011年9月4日 07:32
[映画.com ニュース] アメリカ航空宇宙局(NASA)が、SF映画「アポロ18(原題)」への協力を拒否していたことが明らかになった。
NASAといえば、その活動のために巨額の予算を必要とすることから、一般への認知度を高めるために、ハリウッド映画に協力的であることが知られている。ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、昨年だけでも長編映画16本、テレビ番組35本、ドキュメンタリー100本程度に協力している。
今夏公開されたSF超大作「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」にも、フッテージ提供や撮影協力を行っている。とくに現在はスペースシャル計画が終了し、新たな有人飛行計画の資金獲得のため、広報活動に積極的だ。
それでも、「アポロ18」への協力を拒んだのは、同作がNASAの陰謀を題材にしたフィクションだからだという。月への有人飛行を目的にしたアポロ計画は17号をもって終了しているが、実は18号があり、その事実が隠ぺいされたのはエイリアンとの遭遇があったためである、というのが同作のストーリー設定だ。
宇宙を舞台にした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」的なSF映画であり、一般の人々の誤解を招きかねないとの理由から、NASAは協力を拒否。ちなみに、2000年のSF映画「レッド・プラネット」に関しても、非科学的すぎるという理由から協力を拒否している。「アポロ18」は9月2日に全米公開される。
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