「牙狼<GARO>」テレビ新シリーズ、劇場で先行上映
2011年8月25日 14:12
[映画.com ニュース] 10月から放送が始まる人気特撮シリーズ「牙狼<GARO>」のテレビシリーズ最新作「牙狼 GARO MAKAISENKI」の完成披露会見が8月25日、都内で行われ、テレビ放送を前に劇場で先行プレミア上映されることが発表された。人間の邪心にとりつく魔獣ホラーと戦う魔戒騎士・冴島鋼牙(小西遼生)の戦いを描くアクション。原作も務める雨宮慶太監督は「冴島というキャラクター、そして俳優としての小西君の成長を描くことができてうれしい。テレビや映画といった枠組みは意識せず、『GARO』がもつ世界観の中でベストを尽くしていきたい」と新シリーズに気合い十分だ。
2005年10月からテレビ東京系列の深夜枠にて、テレビシリーズ第1弾が放送。ハイクオリティなVFXと、ワイヤーを駆使したアクションシーン、多彩なゲストが話題になった他、パチスロ機のヒットなども手伝いファン層を拡大している。06年3月の放送終了後、「牙狼<GARO>スペシャル~白夜の魔獣~」が同年12月に前後編で放送。10年10月には、初の劇場作品「牙狼<GARO> RED REQUIEM」が全編フルデジタル3D映画として公開された。
主演の小西は「常に挑戦があるシリーズで、毎回同じということはない。鋼牙はとても強くて、敵などなかなかいない存在。一方で人間的には欠けている部分もあった。今回は人間味が加わり、よりひとりのキャラクターとしての完成形に近づけた。ぜひ鋼牙の成長を感じてほしい」とこちらも“成長”をアピール。「こうして新シリーズが始まるのも、たくさんのファンの方々が応援し、求めてくれたから。当然、ハードルも高くなるが、それを超えるようなものをとスタッフ、キャスト一丸で頑張っている。それだけ愛が詰まった、満足していただける作品になるはず」と力強く抱負を語った。
会見には雨宮監督と小西をはじめ、共同監督の横山誠、共演の肘井美佳、螢雪次朗、中村織央、藤田玲、山本匠馬、さとうやすえ、松山メアリ、倉貫匡弘、影山ヒロノブ、ひし美ゆり子らが勢ぞろい。一同は今月、誕生日を迎えた雨宮、横山両監督、執事役の螢をサプライズで祝福した。
「牙狼 GARO MAKAISENKI」は10月よりテレビ東京系にて放送。9月24日よりシネ・リーブル池袋ほかにて劇場先行公開される。
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