「時計じかけのオレンジ」ミュージカル化が決定 刊行50年を記念
2011年7月22日 18:59

[映画.com ニュース] スタンリー・キューブリック監督による映画化で知られるアンソニー・バージェスの小説「時計じかけのオレンジ」が、バージェス自身が制作した台本と音楽を用いて舞台化されることになった。
1962年に発表された長編小説「時計じかけのオレンジ」は、2012年に刊行から50年を迎える。ミュージカルは、それを記念して英マンチェスターのアンソニー・バージェス財団で行われるイベント「CALL FOR PAPERS: Fifty Years of Clockwork Orange」(12年6月28日~7月1日)の一環として上演される。
バージェスは、71年のキューブリック版が世に出てから10年以上経ったころに、「時計じかけのオレンジ」の舞台化に着手。同財団のアンドリュー・ビスウェルは、「改めてこの物語に対する自らの所有権を主張するため」だったと明かしている。
バージェスが執筆した台本は90年、英ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによって舞台化されたが、音楽はバージェスが作曲したものではなく、U2のボノとエッジが作った楽曲に差し替えられた。バージェスは93年に死去。今回のミュージカル版で、初めて原作者が作った「時計じかけのオレンジ」の音楽が披露されることになる。ビスウェルによれば、楽曲は映画版とは異なり「ウエスト・サイド物語」風の陽気ささえ感じさせるものだという。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー