「ウルフマン」続編が消滅 新「狼男」シリーズとしてリブートか
2011年7月11日 11:46
[映画.com ニュース] ジョー・ジョンストン監督、ベニチオ・デル・トロ主演の「ウルフマン」(2010)の続編企画が中止となり、代わって早くも新「狼男」としてリブートされることがわかった。
米Movieholeによれば、米ユニバーサルはこのほど新作「Werewolf(狼人間の意)」の監督に新鋭ルイス・モルノー(「BATS 蝙蝠地獄」)を起用。ユニバーサルは当初、「ウルフマン」の続編を製作する予定だったが、その代わりに続編用に執筆された脚本をリライトし、新たな狼男映画「Werewolf」にゴーサインを出したという。「Werewolf」は、「ウルフマン」ではなく、41年のオリジナル版「狼男」を下敷きにした内容になり、これからキャスティングに入る。
今回の決断の背景には、「ウルフマン」が評価・興行ともに振るわなかったことがあるようだ。同作はまた、クランクイン直前にマーク・ロマネク監督からジョンストン監督への交代劇があり、公開日が遅れるなど、製作中からトラブルが伝えられていた。