岡田准一、長澤まさみファンに“声援”おねだり
2011年7月4日 20:45
[映画.com ニュース] 長澤まさみと岡田准一が7月4日、神奈川・横浜の神奈川県民ホールで行われたスタジオジブリ最新作「コクリコ坂から」の完成披露試写会に出席。挨拶に立った長澤には、客席から「まさみちゃーん」の野太い声援が飛んだ。一方の岡田は、手招きしながら客席に声援をおねだり。“空気を読んだ”長澤ファンが「岡田くーん」と呼びかけるひと幕があった。
物語の舞台となった横浜での凱旋上映。宮崎吾朗監督は「横浜出身の方は郷土愛が強くて、その分うるさい(笑)。皆さんのおメガネにかなうか心配です」と会場に駆けつけた横浜市民にアピール。原作は“坂のある町”が舞台だが、脚本を手がけた宮崎駿はあえて横浜を舞台に設定した。その理由を、息子の吾朗監督は「詳しくは話してくれないんですが、きっと若かりしころ、横浜で何かあったんでしょうね」と意味深に説明していた。
長澤は「だいぶ、しごかれました」と初の長編アニメ声優を述懐。鈴木敏夫プロデューサーは、「崖の上のポニョ」の主題歌で知られる音楽ユニット「藤岡藤巻」の藤巻直哉が、長澤を推薦したと明かした。吾朗監督のデビュー作「ゲド戦記」以来、2度目のジブリ作品となった岡田は「ハードルが高い仕事だったし、『ゲド戦記』で反省点が山ほどあったので、最初は僕でいいんですかってお尋ねした」。吾朗監督は「最初はどんなキャラクターになるか、確信がもてなかったが、ふたりの声を聞いてはっきりわかった」と長澤と岡田に感謝しきりだ。
この日は歌手の手嶌葵が主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」を生披露。オリジナルは森山良子が歌った同名曲で「大人の恋の歌。私自身は家族や友だちへの愛情を考えながら歌った」。手嶌は「ゲド戦記」の主題歌でデビューしており、今回の再起用に感慨もひとしおの様子だった。原作は「なかよし」(講談社刊)で1980年1~8月号に連載されていた少女漫画。平凡な女子高生の海(長澤)が、新聞部の風間俊(岡田)や生徒会長の水沼史郎のペースに巻き込まれながら、ドタバタな日常生活をおくる姿を笑いあり、涙ありで描く。
「コクリコ坂から」は7月16日から全国で公開。
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