前田健「振付の収入を増やしたい」石井裕也監督にラブコール
2011年7月3日 21:39

[映画.com ニュース] タレントの前田健が7月3日、東京・テアトル新宿で「あぜ道のダンディ」(公開中)のPRトークショーを、メガホンをとった石井裕也監督とともに行った。同作でダンスの振付を担当した前田は「今、振付の収入は全体の4分の1くらい。もっと増やしたいのでまた呼んでください」と石井監督にラブコールを送った。
俳優の光石研が33年ぶりに主演を務めたハートフルコメディ。自分が胃がんだと思いこんだ主人公・宮田(光石)は、大学進学を機に上京してしまうふたりの子ども(森岡龍、吉永淳)との最後の思い出を作ろうと奮闘する。前田は、主人公が夢の中で子どもたちのために歌うシーンで、童謡「うさぎのダンス」に合わせたダンスを振り付けた。光石をはじめ、森岡と吉永、さらに亡き妻を演じる西田尚美がかわいらしいダンスを披露している。
前田は「台本を読みながら、『この流れで踊り?』と思ったけど、実際の本編を見てみるといい感じですてきなシーンになっていた。面白いビジョンをもった監督さんだなと思いました」。振付は「視覚的に覚えやすいものに、かわいらしさを加味した」というが、「光石さんは物覚えが悪くてヘタだった(笑)」と苦労も多かったようだ。
一方、石井監督は「光石さん、ひざに水がたまっていますからね(笑)。一見おかしいけど、物悲しい。でも一生懸命踊ることに意味がある。それに夢のシーンなので、うまく踊ってもらう必要があった」と演出意図を説明。現場では父親役として恥をかけない光石が、他のキャストたちに練習禁止を言い渡したそうだが、「本番は光石さんが一番上手で。つい最近になって、やっと自宅での猛特訓を告白していました」と“抜けがけ”を暴露していた。
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