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国生さゆり「初恋を思い出す」イーモウ新作に感激

2011年6月21日 13:14

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初恋の思い出を語った国生さゆり
初恋の思い出を語った国生さゆり

[映画.com ニュース] タレントで女優の国生さゆりが6月21日、都内で行われたチャン・イーモウ監督の最新作「サンザシの樹の下で」のプレミア試写会に出席し、「抑えたお芝居と情緒あふれる映像。切ないシーンがたくさんあって、胸がキュンキュンした。涙なしに見られないし、自分の初恋を思い出す」と感激しきり。来日中のチョウ・ドンユィショーン・ドウと対面し、「とてもエレガントな女性」(ドンユィ)、「まるで玉蘭の花」(ドウ)と持ち上げられ、上機嫌だった。

初恋のきた道」で知られるイーモウ監督が中国で300万部を売り上げたベストセラーを原作に、文化大革命の嵐のなかで、はかなく散った青年と少女の悲しい純愛を描く。

主演のドンユィは演技未経験ながら、約7000人からオーディションで選ばれ、本作で主演デビュー。コン・リーチャン・ツィイーに続く逸材として、大きな注目を集めている。初来日したドンユィは、「なぜ私が選ばれたのか、今もわからないほど。自分がどう撮られているかもわからず、ついカメラ目線になってしまうことも」と初々しい素顔を披露。「来日した晩にラーメンを食べに行きました。日本の女の子はきれいでおしゃれ」と満喫した様子だ。

一方のドウも本作が本格的なデビューとなり「自分にとって、人生の大きな転換期となった。監督からは演技だけでなく、人間的にも多くを学びました」。撮影時に11キロの減量に挑むなど役作りへの真剣さが認められ、イーモウ監督の次回作「Nanjing Heroes」にも起用されている。

そんなふたりに対し、婚約者との入籍が決まった国生は「とにかく一途に相手を愛し、ときには耐え忍ぶことも大切」とアドバイス。「でも、私も初恋の人と結婚し、離婚したので……」と自虐的なコメントで笑いを誘った。

サンザシの樹の下で」は7月9日から全国で公開。

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