サンザシの樹の下で

劇場公開日:

サンザシの樹の下で

解説

都会育ちの女子高生ジンチュウは、文化大革命の再教育のために送られた農村で青年スンに出会う。ジンチュウは、エリートでありながらも明るく誠実なスンに恋心を抱き、やがて2人はひかれあうが、身分違いの2人の愛には過酷な試練が待ち受けていた。文化大革命下の中国を舞台に、「初恋のきた道」のチャン・イーモウ監督が描く純愛ストーリー。主演はイーモウ監督が新たに見出した新鋭チョウ・ドンユィ。

2010年製作/114分/G/中国
原題:Under the Hawthorn Tree
配給:ギャガ
劇場公開日:2011年7月9日

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(C)2010, Beijing New Picture Film Co., Ltd and Film Partner (2010) International, Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

5.0まんまと泣かされました。

2024年1月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公の静秋役のチョウ・ドンユィが、「少年の君」のヒロインだったことを後で知り、納得しました。とにかく、可憐で初々しい。
そして、孫役のショーン・ドウがまたいい!あの嫌味のない爽やかさ。
この奥手な2人のやりとりを見て、
谷川俊太郎の詩の一節、「何故やっちまわないんだ早いとこ」というのが思わず浮かんでしまいましたが、まあ、このもどかしさが、ノスタルジーでもありました。
サンザシの絵柄の洗面器や、金魚のアクセサリーで幸せになれた時代、自分自身にだって確かにあったはず。
描かれているエピソード一つ一つが押し付けがましくなく、心に自然と染み込んできました。

それでも、ストーリー自体は、白血病が出てくるあたり、ベタ中のベタ。泣くまでには至らなかったのですが、ラスト寸前にひっくり返されました。
病院が定期検診と言い張っていたのは、そういうことかと思い、主人公の涙ながらの呼びかけに(しかも、相手の名前ではなく、自分の名前しか呼べない切なさに)胸が詰まってきたところに、アレがきて、一気に涙腺崩壊。まんまと泣かされてしまいました。

全編通して、落ち着いたトーンの色彩が美しく、農村に向かうバスまでが素敵に見えました。病院を追い出され、門の外で一晩過ごすシーンも、素晴らしく美しかったです。

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sow_miya

5.0見たら心がきれいになったような気がします。

Mさん
2024年1月7日
Androidアプリから投稿
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M

3.5文化大革命時代の中国の純愛。不勉強で文化大革命をよく理解できていな...

2024年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

文化大革命時代の中国の純愛。不勉強で文化大革命をよく理解できていない。それでも恋愛メインなので見るにはあまり困りません。
薄幸顔のお子ちゃまヒロインが純愛にぴったり。青年の方も好感度よし。
入院、来たよまたまたど定番の展開。新鮮味に欠ける。という訳で号泣とはいかなかった。

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はむひろみ

3.5健気で心が洗われる様な純愛

2023年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

チョウドンユィ扮する女子高生ジンチュウらは農村実習に派遣され西坪村に着いた。ジンチュウはサンザシの樹について調べて書こうと思っていた。毛沢東時代は革命のためにが合言葉になってる様だね。
中学生の様な素朴な恋愛かな。健気で心が洗われる様だね。でも母親が25歳まで恋愛は駄目だなんてさすが中国だね。実話の映画化らしいが、静かなトーンで展開しながら悲しい純愛だったね。

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重
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