小日向文世「犬飼さんちの犬」撮影中は「浮気しまくり」と暴露
2011年6月13日 21:30
[映画.com ニュース] 俳優の小日向文世が6月13日、都内で行われた主演映画「犬飼さんちの犬」の完成披露試写会に出席し、ちはる、小野花梨、矢部光祐、亀井亨監督、シンガーソングライターのSEAMOとともに舞台挨拶に立った。6月19日の「父の日」にちなみ、出演したサモエド犬のチリが、犬飼家の大黒柱を演じた小日向に花輪をプレゼントした。
同名人気ドラマを映画化した今作は、「幼獣マメシバ」「ねこタクシー」など動物と人間の交流を描いてきた亀井監督が、ドラマに続きメガホンをとった。犬嫌いなサラリーマン犬飼保が、単身赴任中に突然現れたサモエド犬の「サモン」と悪戦苦闘しながらもきずなを深めていく姿を描く。
小日向は、実生活でトイプードルのきなこと一緒に暮らしているという。出合いについては、「女房が勝手に決めちゃって、写メが送られてきたんですよ」。映画のストーリーさながらに、「『僕を取るのか、きなこを取るのか』と詰め寄ったこともあります」と明かした。しかし、共演したサモンについては「そんなに犬好きじゃなかったけど、サモンに出合ってきなこが目に入らなくなった。撮影中、(サモンと)浮気しまくりでしたよ」と報道陣の笑いを誘った。
一方の亀井監督も、「スマイル、笑顔がテーマ。犬と人間じゃなくて、家族一個体として表現したかった」と述懐し、「前2作は暗いテーマが多かったけれど、今回は笑顔であろうとする父親を描いた」とアピールした。
「犬飼さんちの犬」は、6月25日から全国公開。