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北川景子、「パラダイス・キス」ヒロインに深く共感

2011年6月2日 12:31

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写真:依田佳子
写真:依田佳子

[映画.com ニュース] 漫画家・矢沢あいの大ヒット作を映画化した「パラダイス・キス」(新城毅彦監督)。有名進学校に通いながらも進路に迷い、服飾専門学校生との出会いからトップモデルの道をまい進する主人公の早坂紫(ゆかり)を演じるのは、「共感するところがたくさんあった」と話す北川景子。一受験生から、人気モデルへ……北川自身も同じ道を歩み、現在は女優として華麗な転身を遂げた。北川にとっての等身大ヒロイン・紫と自身の青春時代への思いを語った。

自分の才能に絶対的な自信を持つ、天才デザイナーの卵・ジョージとの出会いが紫の人生の転機となる。抜群の容姿を持ちながらも、勉強に追われサエない日々を過ごしていた紫は、今の境遇は厳しい母親のせいだとこぼすと「お前の意思はどこにあるんだ?」と侮蔑的な言葉を受け、「この制服がプライド」と必死にジョージに抵抗する。北川自身、「そういう風に思った時期が自分も実はあった」と明かす。

「17歳の時にスカウトされたのがきっかけでデビューしたんですけれど、もともと芸能界に入るのが夢だったわけではなくて、紫と同じように、大学受験のために毎日勉強を黙々とやっていました。小さいころから大学に入るのが夢で頑張っていたのに、高校に入ってからめっきり伸び悩んで……。勉強ばかりしている生活は間違いで、今間違った方向に進んでいるんじゃないかっていう不安を持って、悶々としていました。だから、何かしら環境を変えなきゃいけない、何か環境が変わるチャンスがあれば、私の本当の道が開けるって思っていた時にスカウトされたんです」

ファッションへの情熱を燃やす専門学校生やジョージの言葉に触発され、モデルになることを決めた紫。しかし、右も左もわからず飛び込んだ世界では、過酷な試練が待ち受けていた。

「事務所に入ってすぐ仕事が決まったので、最初は意外と簡単だな、これが私の道だったんだって思ったんですけど、入ってから紫と同じように挫折があって、勉強よりもっととんでもないところに来てしまったなと、壁にぶち当たりました」と、北川も自身のデビュー当時を振り返る。

作品の登場人物たち同様、受験や就職など、人生の選択を迫られている若い観客も多いだろう。「自分のやりたい職業や将来の夢が見つかっていれば、選んだ道がどんな道であれ、周りの大人が反対しようと、どんどんやってしまえって私は思うんです。自分の可能性を信じて、レールからはみ出すことを恐れずに、一度しかない人生を楽しく、生きていく勇気をもらえるような映画になってくれたかなと思います」と、笑顔で語った。

パラダイス・キス」は6月4日から全国で公開。

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