気鋭の日系人監督、ブラックリスト作品の映画化に着手
2011年5月27日 11:11

[映画.com ニュース] 「闇の列車、光の旅」で注目を浴びた日系人監督キャリー・ジョージ・フクナガが、南北戦争時を舞台にした新作「No Blood, No Guts, No Glory(原題)」を手がける。
フクナガ監督がメガホンをとり、チェイス・パルマーと共同で脚本も執筆する。米Playlistによれば、パルマーの草稿は、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本「2009年度ザ・ブラックリスト」に選ばれた期待作。変装したあるスパイと連邦軍メンバー20人が、ジョージア州で列車に乗り込む。目的は、南北戦争を即時終結させ得るものだったというものだ。
1862年に起こった実話が下敷きになっており、これまでバスター・キートン主演「キートンの大列車追跡」(1927)として映画化されている。フクナガ監督版は、「特攻大作戦」(1967)のような雰囲気の作品になるようだ。
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