全米興行「パイレーツ4」は2Dが人気 今後の3D映画に暗雲?
2011年5月26日 14:58
[映画.com ニュース] アメリカで3D映画人気にかげりが出てきたかもしれない、とハリウッド・レポーター紙が報じた。
先週封切られたシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」は、全米ボックスオフィスで9010万ドルという上々の滑り出し。しかし、観客の多くが3D版よりも通常の2D上映を好んでいることが明らかになった。
メジャースタジオの大作映画の場合、公開第1週の興行収入のうち55~65%は3D上映館からの収益となるのが常だった。しかし、同作に関しては3D上映館からの収益が47%にとどまった。そこに3D上映の特別料金が加算されていることを考慮すると、大多数の観客が通常上映を選択したことを意味する。
ただし、同作の配給を手がけるウォルト・ディズニーは、3D版の宣伝を十分に行わなかったという背景もあるため、3D人気が落ちたかどうかはいまだ不透明な状態といえる。7月1日に全米公開される、シリーズ第3弾「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」は3D映画であることを全面に打ち出した宣伝を展開しており、こちらの興行展開が何らかの指針となるかもしれない。

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