小栗旬&長澤まさみ、登山客2000人から「おかえり!」と大歓迎
2011年4月28日 05:01
[映画.com ニュース] 石塚真一の人気漫画を映画化した「岳 ガク」に主演の小栗旬と長澤まさみが4月27日、ロケで訪れた長野・松本の上高地を、約1年ぶりに訪れた。山開きのこの日は1年の安全を願う開山祭が行われ、スペシャルゲストとして登場したふたりは、約2000人の登山客に囲まれ大歓迎を受けた。
同作は、山岳愛好家のバイブルといわれる同名人気漫画を、片山修監督が映画化。北アルプスを舞台に、山岳救助ボランティアの島崎三歩(小栗)の奮闘と、新人救助隊員の椎名久美(長澤)の成長と葛藤(かっとう)を軸に描く。
小栗と長澤は、「ロボコン」(2003)以来約8年ぶりの共演となった。ふたりは多くの登山客から「おかえり!」と声をかけられ、自然と表情もほころび笑顔に。小栗は「久々に戻ってきたな、という感じ。山が大好きな人の役をやったので、山にいる間はずっと楽しかったんですよね。今見える奥穂高岳の山頂に登ったときも、夢中だったので辛さは感じなかった」と述懐した。
髪を30センチ切って撮影に臨んだ長澤は、本格的に登山に挑戦する“野望”があるそうで「もちろん目指すはエベレストですよ! 無酸素登頂で! いきなりは無理ですけど(笑)」とニッコリ。さらに、「冬山の撮影はすごくまぶしかったな。今日は、梓川を流れる雪どけ水が透き通っていてすごくきれい」と感無量の面持ちだった。
「岳 ガク」は、5月7日から全国で公開。
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