菊地凛子演じる娼婦がカギ 「シャンハイ」特報動画公開
2011年4月27日 10:00

[映画.com ニュース] 構想期間10年を経て製作された、ミカエル・ハフストローム監督の最新作「シャンハイ」の特報が、このほど公開された。
1941年の太平洋戦争開戦前の上海を舞台に、アメリカ、中国、日本の陰謀に巻き込まれていく男女の愛を描く。ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファに加え、菊地凛子、渡辺謙ら日本人俳優が出演している。
特報では、米諜報員のポール(キューザック)が、同僚の死の真相を突き止めるため上海へ赴くシーンから始まる。上海マフィアのボス・アンソニー(チョウ)と握手を交わす一方で、アンソニーの妻アンナ(コン)と恋愛関係に陥ったポールが、次第に追い詰められていく姿を丹念に追っている。
そして、情報部タナカ(渡辺)の「日本艦隊は今ごろ真珠湾だ」という言葉が、同僚の死は巨大な陰謀の一端にすぎなかったことを予感させる。キーパーソンである日本人娼婦スミコ役を演じた、菊池の迫真の演技も見どころだ。
あわせて公開となったポスターは、「その愛は、20世紀最大の罪となる」というキャッチーコピーのもと、5人の男女の思惑が交錯するビジュアルに仕上がっている。
「シャンハイ」は、8月20日から全国公開。
(C)2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント