ハリウッドの映画・テレビ製作でもiPad活用の動き
2011年4月21日 11:17

[映画.com ニュース] アップル社のタブレット型コンピューターのiPadが、今後ハリウッドの必需品になるかもしれない。ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、デジタルワークフロー管理を手がけるサンプル・デジタル社は、製作中の作品のラッシュ映像をiPadで閲覧し、コメントを書き込めるアプリの販売を開始した。
打ち合わせや出張など多忙な映画スタジオや製作会社の重役が対象で、iPadとこのアプリがあれば、どこでも進行状況を確認することができる。これまで、ラッシュ映像を確認するためには試写室へ行かなくてはならなかったが、数年前からDVDによる配布に移行していた。ただし、ロサンゼルスから離れた場所での撮影や出資会社が多い場合は、コストがかさむという問題があった。
最近ではオンラインで配信するケースも出てきたが、タブレット型コンピューターに対応したものはなかった。サンプル・デジタル社のアプリがあれば、脚本からラッシュ映像、VFXショット、予告編など、製作中のコンテンツをどこからでもリアルタイムで確認できるようになるので、ハリウッドの業界人にとっては重宝しそうだ。
アプリの価格は4ドル99セントだが、利用するためには同社とデジタルワークフローの契約を交わす必要がある。テレビ番組1話につき1250ドルから2000ドル、映画は1万5000ドルだという。同社は100本以上の作品を請け負っており、さっそく「マッドメン」などのテレビ作品から同サービスを提供したいという。
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