「SP」「GANTZ」アクション監督が語るドニー・イェンの魅力
2011年4月13日 10:37
[映画.com ニュース] アジアを代表するアクションスター、ドニー・イェン主演の「孫文の義士団」「処刑剣 14 BLADES」の連続公開を記念し4月12日、都内で「孫文の義士団」のスタントコーディネーターを務めた谷垣健治氏をはじめ、大内貴仁氏(「SP 革命篇」「SP野望篇」アクション監督)と下村勇二氏(「GANTZ」アクション監督)がトークショーを行った。
「孫文の義士団」は腐敗した清王朝末期の香港を舞台に、西太后が仕向けた暗殺集団から、革命家の孫文を守るために結成された義士団の活躍を描くアクション時代劇。「処刑剣 14 BLADES」は、何者かに諜反人の汚名を着せられた秘密警察組織「錦衣衛(きんいえい)」のリーダー青龍が、14本の剣「大明十四刀」を武器に戦う。配給を手がけるギャガとソニー・ピクチャーズが、会社の垣根を越えて「ドニー・イェン祭り」を開催し、両タイトルを盛り上げる。
イェンとは15年来の交流があるという谷垣氏は、「ドニーは『おまえ、3段蹴りができるなら、5段蹴りもできるだろ』って真顔で言う人。ひと言でいえば厳しい」と素顔を暴露。それでも、「危ないことに挑んだ僕らを、まるで主役のように撮ってくれるのもドニー。毎回大変だけど、終わってみると世界最高水準の現場を経験し、自分たちの栄養になっている」。時代設定やジャンルの枠を超えたイェンのアクションを「毎回違うことをやりたいと言っている。どんなテイストも格好よく見せるからすごい」と最敬礼だ。
日本を代表するアクション監督の大内氏と下村氏も、“ドニー組”の常連。「SP」劇場版でアクション監督を務めた大内氏は、「岡田(准一)くんのアイデアを盛り込みながら、アクションを膨らませた。ドニーの現場のような熱の伝わる現場を目指した」と述懐。下村氏は、「実際『GANTZ』はドニーのアクションを意識した部分が大きい。ドニーは型にハマるのではなく、感情を大切にするからシンプルな動きひとつでも、ものすごく説得力がある」と魅力を語った。
「孫文の義士団」は4月16日、「処刑剣 14 BLADES」は5月28日から全国で公開。
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