入江悠監督「かまってちゃんとの戦いだった」
2011年4月3日 10:46
[映画.com ニュース] 入江悠監督の最新作「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」が4月2日、都内3スクリーンで封切られ、東京・ポレポレ東中野で入江監督、主演を務める二階堂ふみ、森下くるみらが初日舞台挨拶を行った。
「SR サイタマノラッパー」で第50回日本映画監督協会新人賞を受賞した入江監督の最新作は、動画投稿サイトで人気に火がついたロックバンド「神聖かまってちゃん」の楽曲をモチーフにオリジナル脚本で撮り上げた青春群像劇。“の子”率いる「神聖かまってちゃん」のライブを1週間後に控えるなか、プロ棋士になる夢をもつ女子高生・美知子(二階堂)、シングルマザーでダンサーのかおり(森下)、上司から不条理なプロモーションを命じられるバンドのマネージャー・ツルギの奔走を描く。
入江監督は「ファンのイメージを崩してはいけないし、かまってちゃんとの戦いだった。音楽を借りただけでは負けだし、こちらのイメージを押しつけてもダメ。メンバーとは何回も打ち合わせした」。舞台挨拶には、本人役で出演するメンバーのmono(キーボード)、ちばぎん(ベース)、みさこ(ドラム)、マネージャーの劔樹人も登壇。ツルギ役の劔マネージャーは、「ファンは(フロントマンである)の子の存在が発する生きざまや音楽を楽しみにしてくれている。入江監督も、の子がきっかけで生まれた現象を深く理解してくださり、マネージャーとして感謝している」とバンドを代表し、挨拶した。
また、二階堂は「将棋を指す手にこだわった。初心者と思われるのはいやだったので、ふだんからポッケに将棋のコマを入れていた」。映画初出演の森下は「母親でもないし、踊ったこともないので大変だった。監督とはまるでコーチとアスリートのような関係」と厳しかった舞台裏を述懐した。入江監督も「一番厳しく接してしまい、申し訳なかった。嫌われたかなと……」と恐縮しきりだった。
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