全世界大ベストセラー「大聖堂」のドラマ化、続編製作が決定
2011年4月1日 11:18
[映画.com ニュース] 全世界で2000万部を超える、ケン・フォレットのベストセラー小説「大聖堂」をドラマ化した「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」の続編の監督を、マイケル・ケイトン=ジョーンズ(「ジャッカル」「氷の微笑2」)が務めることが決定した。
王位をめぐる争いと混乱に満ちた12世紀のイングランドを舞台に、大聖堂建築の裏で繰り広げられる愛と欲望のヒューマンドラマ。リドリー&トニー・スコット兄弟が制作総指揮を手がけ、約40億円の制作費を投じた前編は、第68回ゴールデングローブ賞のミニシリーズ/テレビ映画部門の作品賞にノミネートされた。日本では、NHK BShiで放送されている(全8回)。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、フォレット著「大聖堂 果てしなき世界」を原作とする続編「ワールド・ウィズアウト・エンド(原題)」は、7月4日にブダペストでクランクイン予定。前編と同規模の制作予算を組み、今回もスコット兄弟が制作を手がける。現在、キャスティングが進行中だという。
14世紀のイングランドを舞台とした「大聖堂 果てしなき世界」は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに30週間ランクイン。前作同様、世界規模のヒットを記録している。