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中川翔子、震災後に「自分に何ができるか」悩んだ

2011年3月26日 16:04

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劇場での募金を呼びかけ
劇場での募金を呼びかけ

[映画.com ニュース] タレントの中川翔子が3月26日、公開初日を迎えたウォルト・ディズニーの長編アニメ「塔の上のラプンツェル」の舞台挨拶が行われた、都内の劇場に登壇した。11日に発生した東日本大震災の影響で、翌12日に予定されていた初日舞台挨拶が延期。中川は、震災直後から「自分に何ができるか悩んでいた」と明かし、「ラプンツェルのように心の光を絶やさず、元気をつなげていければ」と思いを語った。

“髪長姫”として知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェルの冒険と成長を新たな視点で描くファンタジー。驚くほど長い髪をもち、18年間もの間、高い塔の上で暮らすラプンツェルが、塔に忍び込んだ泥棒に導かれ、外の世界に飛び出し、さまざまな経験を積む姿を描く。中川は主人公・ラプンツェルの日本語吹き替えを担当しており、「私自身、勇気をもらったし、忘れていた感情を教えてくれた」。客席にはラプンツェルの“武器”であるフライパンを手にしたファンの姿もあり、中川は「もう泣きそう」と感慨に浸った。

震災後、同作が上映される劇場に足を運び「いろんな場面で笑ったり、泣いたり……。皆さんが心からワハハと笑っていて、私のほうは泣いてしまった」。そして、「この作品は笑顔になれるスイッチを入れてくれる。いろんな情報が耳に入り、不安にもなってしまうが、きっと心の強さを後押ししてくれるはず」とアピール。キャッチコピーでもある「みんなで一緒に一歩を踏み出そう」を合言葉に、劇場に設置された募金箱への募金を呼びかけた。

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塔の上のラプンツェル
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