中谷美紀、涙ながらに日本中へエール
2011年3月24日 15:37

[映画.com ニュース] 女優の中谷美紀が3月24日、開催中の第3回沖縄国際映画祭の長編プログラムPEACE部門で上映された主演映画「阪急電車 片道15分の奇跡」の舞台挨拶に立った。
中谷は、共演の南果歩、三宅喜重監督とともにメイン会場となる宜野湾・沖縄コンベンションセンターのシアター1に、満面の笑みを浮かべながらの登壇。しかし、11日に起こった東日本大震災の被災者を思ってか「今、日本中が大変なことになっています。早く皆さんの涙が笑顔にかわってもらいたいと思います」と涙ながらに語った。
同映画祭の有料上映は鑑賞料金がすべて義援金として被災者へ寄付される。それだけに、三宅監督は「みんなに元気になってもらいたいと思って撮った作品だけに、チャリティに協力できることはうれしい」と真しな眼差(まなざ)し。南も、「仕事でチャリティに参加できるのは俳優冥利に尽きる。沖縄の元気を、東北、東日本に届けられるよう、私が持ち帰ります」と訴えた。

15歳で沖縄に初めて来て以来、すっかり魅力にはまっているという中谷。この日も場内に多くの知り合いが来場しているそうで「ずっと会えずにいた友人とも食事をすることができて本当にうれしかった。この映画を通して、皆さんに温かい笑顔を届けられたらいいな」と頭を下げた。
人気作家・有川浩のベストセラー小説を映画化した同作は、兵庫県の片道わずか15分のローカル線で交錯するさまざまな人生を描く物語。後輩に婚約者を寝取られたOL翔子(中谷)、彼氏のDVに悩む女子大生・ミサ(戸田恵梨香)、息子夫婦と折り合いの悪い老婦人・時江(宮本信子)らが電車のなかで出会い、小さな奇跡を起こしていく。
「阪急電車 片道15分の奇跡」は4月23日から関西先行上映、4月29日から全国で公開。
第3回沖縄国際映画祭は、27日まで。
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