C・イーストウッド監督作「ヒア アフター」DVD収益の一部、日本に寄付
2011年3月17日 15:18
[映画.com ニュース] 3月15日に全米でリリースされた、クリント・イーストウッド監督作「ヒア アフター」のDVD収益の一部が、東日本大地震で被災した人々のための義援金として寄付されることが明らかになった。
同作には、大津波の被災シーンがあることから内容が適切でないとして、日本では上映が中止になったばかり。発売元のワーナー・ブラザース・ホーム・エンターテイメント・グループは、寄付金の比率を明らかにしていないが、関係筋によれば100万ドル前後になりそうだという。
今回の発表に際し、イーストウッド監督は「日本がいま直面している荒廃と損失は、理解しがたいほどだ。日本の人々に手を差し伸べようという試みにワーナー・ブラザースとともに参加できてうれしい」と声明を発表した。
また、ウォルト・ディズニーも、義援金として250万ドルをアメリカの赤十字に寄付すると発表したばかり。さらに従業員からも募金が寄せられ、最大で100万ドルを寄付するとしている。