渡辺謙「大人の映画を堪能」とイーストウッド最新作を絶賛
2011年1月26日 11:18
[映画.com ニュース] 俳優の渡辺謙が、クリント・イーストウッド監督の最新作「ヒア アフター」に絶賛のコメントを寄せている。
同作は、米サンフランシスコに住む元霊能力者のジョージ(マット・デイモン)、臨死体験をした仏パリ在住ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)、英ロンドンに暮らす双子の兄を亡くした小学生マーカスの3人が、死の世界に直面しながら生きることに希望を見出していく姿を描くファンタジー・ドラマ。「クィーン」「フロスト×ニクソン」を手がけたピーター・モーガンの脚本に感銘を受けたスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、「硫黄島からの手紙」以来のコラボレーションとなるイーストウッドを監督に指名した。
イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」(2006)に主演した渡辺は、「36度5分。何か人肌のような、優しさに包まれた映画でした。“希望”と“再生”。映画のラストに、ただただ心が震えました。久々に大人の映画を堪能させていただきました」と改めて巨匠に最敬礼だ。
ほかにも、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が「“無縁社会””孤族”という言葉が生まれた今の日本で、この作品は『人は孤独ではない』 というメッセージとともに“つながる”ことの大切さを優しく語りかけてくれる」。ニュースキャスターの安藤優子氏は「絶望のなかの向こうにきっとある再生、この映画が教えてくれた」と各界の著名人から続々と絶賛コメントが寄せられている。
「ヒア アフター」は2月19日より全国で公開。