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「ジュリエットからの手紙」ゲイリー・ウィニック監督、49歳で死去

2011年3月1日 12:59

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早過ぎる死、脳腫瘍を患っていた
早過ぎる死、脳腫瘍を患っていた
写真:ロイター/アフロ

[映画.com ニュース] 「ジュリエットからの手紙」(2010)、「シャーロットのおくりもの」(06)などのメガホンをとったゲイリー・ウィニック監督が2月27日(現地時間)、49歳の若さで死去した。

代理人によれば、長年にわたり患っていた脳のがんが、全身に転移していたという。ウィニック監督は最初の手術のあと、「ジュリエットからの手紙」の撮影を行っていた。

多くのインディペンデント映画を手がけたことで知られるウィニック監督は近年、メジャースタジオ作品のメガホンをとり、順調にキャリアを重ねていた。監督作にはアン・ハサウェイケイト・ハドソン主演「ブライダル・ウォーズ」(09)、ジェニファー・ガーナー主演「13ラブ30 サーティン・ラブ・サーティ」(04)などがある。

27日は第83回アカデミー賞授賞式当日。訃報をTwitterでいち早く伝えた映像作家のマット・デントラーは、「(この1年のうちに死去した映画人をしのぶ)授賞式のトリビュートには遅過ぎたが、早過ぎる死だ」と悲しみのコメントを書き込んでいる。

アマンダ・セイフライドバネッサ・レッドグレーブが主演を務めるラブストーリー「ジュリエットからの手紙」は、5月に日本公開が予定されている。

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