伊藤英明、「アンダルシア」で織田裕二と“全面対決”
2011年2月28日 18:28
[映画.com ニュース] 俳優の伊藤英明が、織田裕二が主演する外交官・黒田康作シリーズの劇場版第2弾「アンダルシア」(西谷弘監督)に出演することがわかった。2人の共演は、1997年にフジテレビ系で放送された特番「踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル」以来、約14年ぶり。当時は一瞬しか共演シーンはなかったが、今回は中心的な役どころだけに、伊藤の喜びもひとしおだ。
今作は、興行収入36億7000万円を記録した「アマルフィ 女神の報酬」の続編で、スペインや地中海が舞台となる。1月からは「外交官 黒田康作」としてドラマ化されるなど、お茶の間での人気はすでに定着。伊藤が演じるのは、織田扮する黒田と対立するインターポール(ICPO)の刑事・神足誠(こうたりまこと)で、過去の事件で心に傷を負った刑事という難役を熱演している。
伊藤は、織田を「自分にとっていつかご一緒させていただきたい役者さんでした」といい、あこがれを抱き続けてきた。初共演時とは立場も異なり、「今回はパートナーに近い役柄で、たくさん織田さんとご一緒させていただけるので、すごく楽しみにしていました。ついに念願がかないました」と興奮を隠し切れずにいる。
くしくも、昨年の実写邦画における興収“トップ2”で主演を務め上げた2人。伊藤主演の「THE LAST MESSAGE 海猿」は興収80億2000万円、織田主演の「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」は興収73億1000万円を稼ぎ出し、2作の累計興収は153億円を上回った。それだけに、この豪華共演がどのような相乗効果をもたらすのかは、誰も予測がつかない。
フジテレビの臼井裕詞プロデューサーは、伊藤の起用について「若手でも実力があり、舞台となるヨーロッパの街に負けない人」と説明。映画は、日本人投資家が殺害されたことをきっかけに、黒田が国際犯罪に挑む姿を描く。撮影は1月上旬にスペイン・バルセロナでクランクインし、すでにスペインでの撮影は終了。2月末から日本での撮影に突入し、4月上旬にはオールアップ予定だ。
「アンダルシア」は、6月25日から全国で公開。
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