「Galileo Galilei」から生まれた映画「管制塔」、故郷・稚内で先行上映
2011年2月22日 00:52
[映画.com ニュース] 人気ロックバンド「Galileo Galilei」(ガリレオ・ガリレイ)の楽曲から生まれた映画「管制塔」が2月20日、バンドの故郷である北海道・稚内で先行公開され、バンドメンバーと三木孝浩監督がトークショーに出席した。
同バンドは、尾崎雄貴、岩井郁人、佐孝仁司、尾崎和樹からなる4ピースバンド。「進研ゼミ高校講座」のCMソング「僕から君へ」、au「LISMO!」CMソングなどでブレイクし、ファーストアルバム「パレード」がヒットを記録中の新進バンドだ。
初のオリジナル楽曲から生まれた同作は、稚内で生まれ育った中学生の藤田駈(かける)が、アニメシリーズ「ムーミン」に出てくる少女“ミィ”のような転校生・滝本瑞穂とバンドを結成し、退屈だった毎日を変えていく姿を描く青春映画。「ソラニン」の三木監督がメガホンをとる。
昨年、22年ぶりに稚内に復活した日本最北端の映画館、T・ジョイ稚内で行われた同イベントには、一般応募から選ばれた15組30人のほか、撮影に協力した地元の人々が招かれた。ボーカル兼ギターの雄貴は、「自分の楽曲が映画になることはすごく不思議な気分ですがスゴく嬉しい」と感慨深げだった。三木監督も、「『Galileo Galilei』の曲を聞いて感動した思いを、この作品によって多くの人に感じてもらいたい」と語りかけた。
また、4人は「管制塔(acoustic)」と「僕から君へ」のミニライブをサプイライズで披露し、会場を盛り上げた。
「管制塔」は今春から全国で公開予定。
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