バズ・ラーマン監督「グレート・ギャツビー」は豪シドニーで3D撮影へ
2011年2月21日 11:27

[映画.com ニュース] 「オーストラリア」「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督がメガホンをとる、米作家スコット・フィッツジェラルドの代表作「グレート・ギャツビー」の映画版が、豪シドニーで3D撮影されることが分かった。
1920年代のニューヨーク、ロングアイランドを舞台に、東部の令嬢デイジーに恋をした成り上がり者ギャツビーの破滅へと向かう人生を描いた「グレート・ギャツビー」は、アメリカ文学史上最も有名な作品のひとつ。今回は、主人公のジェイ・ギャツビー役をレオナルド・ディカプリオが、デイジー・ブキャナン役をキャリー・マリガンが演じることになっている。また、ギャツビーの隣人で物語の語り手となるニック・キャラウェイ役には、かつてトビー・マグワイアの名が挙がっていた。
ラーマン監督が同作を3Dで撮影するという噂は数カ月前からあり、原作ファンが憤慨しているという話が報じられてきた。今回、撮影地がシドニーのフォックス・スタジオに決定したことで、ロングアイランドというロケーションに思い入れのあるファンからまた批判の声が上がるかもしれない。一方、シドニーがあるニューサウスウェールズ州で3D撮影が行われるのは本作が初めてで、現地のスタッフが大勢雇用されるため、故郷を大切にしているラーマン監督がオーストラリア映画界を活性化するために取った手段だという見方もできる。
ラーマン監督は約2年前に同作の映画化権を獲得。ディカプリオとは、96年の「ロミオ&ジュリエット」でも組んでいる。3月からプリプロダクションを開始、8月のクランクインを予定している。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)