前田敦子、真冬に半袖セーラー服姿で「もしドラ」クランクアップ
2011年2月18日 12:05

[映画.com ニュース] 2010年の年間ベストセラー総合1位の小説を映画化した「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(田中誠監督)で、主演を務める「AKB48」の前田敦子が2月17日、クランクアップを迎えた。気温が氷点下になるなか、半袖の制服姿で撮影に臨んだ前田は、「この1カ月はすごく濃くて、明日からまた半袖を着て野球場で撮影をしにいく気分です。真冬なのに真夏の映画を撮るということにビックリしましたが、他のキャストやエキストラの皆さんも頑張って半袖で演じてくれたので、夏気分で演じることができました」と主演女優としての顔をのぞかせた。
同作は、09年12月に発売されてから累計発行部数181万部を記録した、岩崎夏海の大ヒット小説。公立高校の弱小野球部でマネージャーを務める川島みなみが、勘違いして購入したオーストリア出身の経営学者ピーター・ドラッカーの著書「マネジメント」を参考に野球部を改革し、甲子園出場という夢を実現するために奔走する姿を描く。野球部のエース・浅野慶一郎を瀬戸康史、1年生マネージャーの北条文乃を「AKB48」の峯岸みなみ、野球部のキャッチャー・柏木次郎を池松壮亮、みなみの親友・宮田夕紀を川口春奈、野球部監督の加地誠を大泉洋が演じる。また、秋元康が総合プロデュースを手がける。

クランクアップの瞬間、田中監督から大きな花束を渡された前田は「初主演ということでプレッシャーはいろいろあったけれど、終わったらすべてが楽しい思い出になりました。共演者の皆さんには、とても支えていただき、(監督役の)大泉さんには親戚のおじさん並に遊んでもらいました。程久保高校野球部のメンバーには、本当に感動させられました。雪が降っているなかで撮影したとは思えないくらい、夏に見える作品になっていると思うので楽しみにしていてください!」とさわやかな笑顔で作品をアピールした。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は、6月全国で公開。
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