堀北真希「白夜行」ベルリン出品で「信じられない」
2011年1月19日 17:15

[映画.com ニュース] 堀北真希主演で東野圭吾のベストセラー小説を映画化した「白夜行」の完成披露試写会が1月19日、東京・新宿ピカデリーで行われ、悪女役に初挑戦の堀北をはじめ、高良健吾、船越英一郎、メガホンをとった深川栄洋監督が出席した。
原作は、累計200万部を売り上げ、テレビドラマ化もされた同名ベストセラー。ある殺人事件の容疑者の娘で、並外れた美ぼうをもつ雪穂(堀北)が、被害者の息子である亮司(高良)や周囲の人々を巻き込みながら、ためらいなく欲望を叶えていく姿を描く。第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品されることが決定している。
堀北は「私自身、強い思い入れがある作品。雪穂という女性をどう演じるか。答えがどこにあるのか葛藤(かっとう)の日々だった」と述懐。それだけに、ベルリン出品には「信じられない気持ちでいっぱいで、まだ気持ちの整理がつかない。改めて挑戦させていただき、感謝しなければと思う」と感慨もひとしおだ。高良も「日本以外の人に見てもらえるのは幸せ」と喜びをかみ締めたが、出演作「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」が出品された昨年に引き続き、今回もスケジュールの都合でベルリン入りは叶わず「映画は評価されても、個人的には嫌われているみたい」とうらみ節。船越も「日本代表ということで、興奮しています。でもスケジュールの関係で、(レッド)カーペットを歩けないと聞き、本当にショック」と残念そうな表情だった。
深川監督は「実は『白夜行』を依頼されたとき、これはうまく撮れれば3大映画祭に参加できるんじゃないかと思っていた」と撮影前から自信があったと告白。今回の吉報に「2年かけて片思いの恋人に振り向いてもらった感じ」と喜んだ。舞台挨拶には主人公ふたりの幼少期を演じた子役の今井悠貴、福本史織が花束贈呈ゲストとして駆けつけた。
「白夜行」は、1月29日から全国で公開。
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