ジョージ・クルーニーが連続殺人事件の真相に迫る
2011年1月6日 16:21
[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーが、ベストセラーとなった犯罪ノンフィクション「The Monster of Florence」を映画化する企画で主演を務め、プロデューサーも兼ねることになった。
米Deadlineによれば、クルーニーは同書の著者ダグラス・プレストンを演じる。スリラー作家のプレストンがイタリアの犯罪レポーター、マリオ・スペツィとともに、伊フィレンツェで実際に起きた連続殺人事件のナゾを追うかたちで進行する。
「イル・モストロ(“フィレンツェの怪物”の意)事件」として知られる同事件では、1968年から85年にかけて、フィレンツェ郊外で7組の男女が無惨に殺害され、現在まで解決していない。
脚色を手がけるのは、トム・クルーズ主演「ワルキューレ」の脚本家コンビ、クリストファー・マッカリーとネイサン・アレクサンダー。クルーズは当初、08年に出版された同書の映画化権を押さえ、自身の主演作としてプロデュースする可能性があったが、製作には至らなかった。クルーズも脚本家としてマッカリーを指名していたという。