スネオヘアー「勝手な情報を流されて」ともさかりえとの結婚報道に困惑
2010年12月25日 13:01

[映画.com ニュース] 現役僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久による小説を映画化した「アブラクサスの祭」が12月25日、公開初日を迎え、夫婦役を演じるミュージシャンのスネオヘアーと女優ともさかりえ、共演の村井良大、メガホンをとった加藤直輝監督が東京・テアトル新宿で舞台挨拶に立った。今年8月に一部スポーツ紙でスネオヘアーとともさかの交際が報じられ、9月25日にはそろって「福島こどものみらい映画祭2010」に出席。公の場で2ショットを初披露したが、スネオヘアーは「結婚するなんて勝手な情報を書かれて、迷惑をおかけしました」と困惑しきりだった。
元ロックミュージシャンの僧侶・浄念(スネオヘアー)が、ウツ病と戦いながらライブを実現させようと奔走。最初は反対していた妻(ともさか)ら周囲の人々が浄念を支え、癒される姿を描く。
スネオヘアーは映画初主演で僧侶役に挑戦。「お経がありますし、所作もろもろ慣れないことが多かった。僕自身は浄念と違ってオプティミスト(楽観主義者)だから、似ているところはあまりない」。それでも、加藤監督から「酒好きなところは似ている」と指摘され、「そうだね」とはにかんだ。クライマックスのライブシーンは撮影に8時間を要したといい「ミュージシャンだし同じことはできない。そういう空間をスタッフさんがつくってくれてありがたかった」と述懐した。
妻役のともさかは、スネオヘアーの印象を聞かれ「どうですかね、どうですか? まあ、そんな感じです」と言葉少なげ。「奥さんの心情は計り知れないが、私自身はお芝居していて不思議な幸福感に包まれた。撮影中は幸せな時間だった」と意味深に語った。
2011年1月20~30日に開催される米サンダンス映画祭の「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門」に正式出品されることも決定。加藤監督は「サンダンスでは、日本映画がなかなか上映されないので驚いた。お坊さんがロックする。しかも最後は『ハレルヤ』を歌い上げるので、海外でどう受け止められるのか興味があります」。当初からミュージシャンを主演に起用するつもりだったといい、「願いがかなった。特にライブシーンは鳥肌が立った」とスネオヘアーのパフォーマンスに最敬礼だった。
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