松ちゃん監督第3弾「さや侍」は時代劇 主演は素人・野見隆明
2010年12月22日 12:01

[映画.com ニュース] 「ダウンタウン」の松本人志の監督映画第3弾が、初の時代劇「さや侍」になることがわかった。「大日本人」(2007)、「しんぼる」(09)とこれまでの2作は松本が主演も兼ねたが、同作では監督業に専念する。
松本は、10月7日に関東近郊で極秘にクランクインした。主演に抜てきされたのは、東京・新宿でバーテンダーをしている53歳の野見隆明。俳優経験は皆無の素人だが、06~07年に松本が司会を務めた深夜番組「働くおっさん劇場」にレギュラー出演していた経緯もあり、今回は松本の熱烈なオファーに出演を決意した。
主人公は、侍として戦うことを拒絶し刀を捨てた野見勘十郎と、そんな父に反発する娘たえ(熊田聖亜)。無断で脱藩した罪で懸賞金がかけられているなか、2人は流浪の旅を続けていた。次第に追い詰められ捕らわれるが、捕まった先の殿さまは相当な変わり者として知られ、下された“30日の業”に成功すれば無罪放免になるという。

松本監督は、「監督以外、撮影快調!」とコメントを寄せた。前作までと同様、松本監督のもつ独特の笑いと悲しみを同居させ、親子の戦い、きずな、葛藤(かっとう)を奇想天外な設定とオリジナリティあふれるストーリーで描き出す。
「さや侍」は、2011年6月から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント