イランのジャファル・パナヒ監督に懲役6年、映画製作20年禁止
2010年12月21日 17:09

[映画.com ニュース] イランの裁判所が、反体制的なプロパガンダ活動を行ったとして、同国のジャファル・パナヒ監督に懲役6年と映画製作を20年間禁止する判決を下した。
英ガーディアン紙によれば、パナヒ監督は昨年の同国大統領選挙後の混乱を題材に反体制的な映画を製作したとして2月に逮捕され、テヘランの刑務所に収容されていた。パナヒ監督の弁護士は同紙に、「彼は6年の懲役刑を受けたほか、今後20年間、映画製作、脚本執筆、海外への渡航、国内外のメディアのインタビューに応じることを禁じられました」と説明している。
2月の逮捕時同様、今回もスティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラらパナヒを支援する著名な映画監督たちが、判決に対して抗議するものと見られている。
アッバス・キアロスタミ監督のもとで映画製作を学んだパナヒ監督は、キアロスタミが脚本を手がけた監督デビュー作「白い風船」(95)でカンヌ映画祭カメラ・ドールを受賞。その後「チャドルと生きる」(00)はベネチア国際映画祭の金獅子賞、「オフサイド・ガールズ」(06)はベルリン映画祭の銀熊賞に輝いている。
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