保釈決定のポランスキー監督とシャロン・テートのヌード写真がオークションに
2009年11月26日 17:18

[映画.com ニュース] スイス刑事裁判所は11月25日、32年前の少女淫行事件に絡み、同国で身柄を拘束していたロマン・ポランスキー監督の保釈を認めた。保釈金は450万スイスフラン(約3億9400万円)。なお、拘束が解かれたのちも、同監督はスイス国内にある自宅に留まり、当局の監視を受けることなどが保釈の条件となっている。
スイス当局いわく「ポランスキー監督の財産の相当な部分」を占める今回の保釈金を稼ぐためではないだろうが、保釈決定の報道と前後して、同監督と前妻の女優シャロン・テートのヌード写真が競売にかけられることが明らかになった。英オークションハウスのクリスティーズが12月7日にニューヨークで開催するオークションに出品される。予想落札価格は8000~1万2000ドル。
この写真は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作「欲望」の主人公のモデルになったと言われる、60年代の「スウィンギング・ロンドン」を代表する英国人フォトグラファー、デビッド・ベイリーが1969年に撮影したもので、裸で抱き合ったままカメラを見つめるポランスキー夫妻の上半身が捉えられている。テートはこの撮影の数カ月後、ロサンゼルスの自宅でチャールズ・マンソンの信奉者たちによってお腹の子供ともども惨殺された。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント