LiLiCo初の自伝小説「目標100万部」 映画化に向けメイサに直談判
2010年12月4日 15:41
[映画.com ニュース] 映画コメンテーターのLiLiCoが12月4日、都内の書店で初の自伝小説「ザリガニとひまわり」(講談社刊)の発売記念イベントを行った。
現在、TBS「王様のブランチ」の映画コメンテーターをはじめ各方面で活躍するLiLiCoが、歌手になる夢をかなえるために、18歳で故郷のスウェーデンから来日してからの苦労と不運を記した同書。突然のホームレス体験や、スルメダイエットで23キロの減量に成功するなど波乱万丈の半生が赤裸々(せきらら)に語られている。
この夏に約2カ月をかけて執筆したというLiLiCoは、「ホームレスの最中から『いつかこの経験が面白い本になる』と思っていたので、以前からネタを書きためていた。点数をつけたら? そりゃ100点満点ですよ」と自画自賛。アイドル歌手を目指すも、マネージャーと車内生活をしつつ演歌歌手、グラビアアイドル、声優と職を転々とする映画顔負けのドラマチックな半生をおくり「なんて人生でしょうね。でも夢があったからやってこられた」とあっけらかん。当時を振り返り「でも楽しかったですよ。絶対頑張ればいいことあるって本当に実感していますね」と笑顔を見せた。
目標部数はずばり「100万部です」。映画化にも意欲を見せ「映画にするなら、主演は間違いなく黒木メイサさん」と豪語。すでに「王様のブランチ」に出演した黒木に“直談判”しているそうで、「やってくれると思います」と自信をのぞかせた。また30代で経験した結婚・離婚については「次の本で書きたい」と続編執筆も示唆。最後に「これを読めば、絶対スーパー元気になります! ぜひすてきな人生を演出してください」とアピールした。