カトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドパルデューとの本格ダンスに大汗
2010年11月19日 16:21

[映画.com ニュース] カトリーヌ・ドヌーブ主演の新作「しあわせの雨傘」が2011年1月8日に日本公開される。本国フランスで11月10日に公開されて、初登場第1位を記録。ドヌーブが、「8人の女たち」以来8年ぶりにフランソワ・オゾン監督と顔を合わせた作品だ。
朝のジョギングを日課にする平凡な主婦スザンヌ(ドヌーブ)は、夫の急病を機に、雨傘工場の経営を任されることになるが女性ならではの感性で、傾きかけた工場は大繁盛。人生の喜びに目覚めるというコメディタッチの人間ドラマに、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、ジェレミー・レニエらが共演している。
誰から愛される魅力的な主人公を演じたドヌーブは、「コメディというのは瞬発的なエネルギーが必要。相手役の俳優と演技をともにするときに、自分の演じるキャラクターのあり方にとても注意を払わなくてはいけないし、集中力も必要とされる」と持論を展開。そして、「自分がどう演じるかだけでなく、シーン全体のことを考えて、その中で自分がどういう役割を果たすのかということを考えるようにしていたわ」と振り返る。
深い信頼関係で結ばれているオゾン監督との撮影。ハードワークながら、現場にはいつも楽しい雰囲気が満ちあふれていたという。「オゾン監督は、人を見る目や物語を見る目がすごく独特。基本的には皮肉っぽい見方をしているけれど、ちゃんといろいろな想像力を働かせながらものを見ることができるの。彼はカメラワークも全部把握しているし、常に俳優の近くにいてくれる存在ね」
劇中で、ドヌーブが元恋人役を演じるドパルデューとカメラ目線でコミカルなダンスを披露しているのも見どころのひとつ。「あのシーンは本物のナイトクラブで撮影していて、恐ろしく暑い場所だったの。特にジェラール(・ドパルデュー)は暑いのが苦手なのに、本番ではジャケットまで着なくてはならなかったから、本当に大変だったみたい」。そして、さらに大変だったというのが「振り付けね。まさか、こんなに本格的なダンスシーンだとは思ってなかったのよ! あまりリハーサルに時間を取れなかったから、練習も充分でなくて。カメラの向こう側で振り付け師が背中向きで同じ踊りをしてくれて、私たちはそれを見ながら踊ったのよ」
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
同僚にあまりにオススメされるので、ミリしらで観たら不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに…衝撃の価格破壊!】2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

感想投稿で豪華賞品が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)