「レディオヘッド」J・グリーンウッド、松山ケンイチの演技を絶賛
2010年11月16日 06:01

[映画.com ニュース] 村上春樹のベストセラー小説を、松山ケンイチ主演で映画化した「ノルウェイの森」のオリジナル・サウンドトラックが11月10日に発売された。同作を手がけた英ロックバンド「レディオヘッド」のギタリスト、ジョニー・グリーンウッドがインタビューに応じた。
グリーンウッドは、同バンドのメインボーカルであるトム・ヨークとともに作曲を担当するなど、バンドの中核メンバー。ダニエル・デイ=ルイス主演作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のスコアを作曲し、英アカデミー賞およびグラミー賞の候補になった実績もある。
メンバーのヨークは村上の大ファンだと知られているが、グリーンウッドもオファー前に「ノルウェイの森」は読んでいたという。「僕はすごく宙ぶらりんになった状況をいろいろと音にしようとしたんだ。登場人物が大人になれずにいる状況というのかな、思春期と大人との狭間にいて、どこか不完全な状態のままでいるっていう印象が強いから」
完成した映画を見て、「映画としても美しいし、物語も美しいし、だからほとんど完ぺきだね」と絶賛する。そのなかでも、「特にワタナベ役(松山)は演じるのが難しかったはず。映画で思慮深い役柄を見ているとつまらなくなりがちだけれど、彼はあの難しい役を見事に演じていて、あの演技力にはとにかく感心したよ!」と脱帽だ。
静ひつななかにも心に残る、美しくも悲しい旋律を奏でるサウンドトラックは、「もう少し自分のこと、きちんとしたいの」を皮切りに、「レイコ」「直子が死んだ」「私をとるときは私だけをとってね」など14曲で構成されている。
「ノルウェイの森」は、12月11日から全国300スクリーン規模で公開。
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