「24」主演のキーファー・サザーランド、映画版始動を示唆
2010年11月16日 16:15

[映画.com ニュース] 主演作「24」ファイナル・シーズンのPRで5年ぶりに来日したキーファー・サザーランドが11月16日、一般ファン24人を招待した「ファン感謝祭」に出席。2003年、日本でシーズン1のレンタルが始まってから足かけ7年でたどり着いたシリーズ完結に、「すべてのシーズンが誇りだ」と万感の表情だった。
シリーズ8作目となるファイナル・シーズン。ニューヨークで病気療養を終えたジャック・バウアー(サザーランド)は、CTUから核兵器開発中止を推進する中東の要人暗殺を企てるテロリスト捜査の協力を要請される。古巣に復帰したバウアーが、最後の24時間の戦いに挑む。
サザーランドは「反省点はあるが、すべてのシーズンが僕にとっては誇り。キャリアの上で重要というだけでなく、人生の大きな原動力だった」と述懐。最終話の現場で記念のスピーチを行った際、途中で涙ぐんでしまったそうで、「シーズン1から8まで同じクルーで撮影したからね。その間に16組のカップルが誕生し、30人の子どもが生まれた。家族以上の存在であるクルーとの別れに、つい感傷的になってしまったんだ」としみじみ語った。
現在、製作が噂される映画版に関して「今、つくる方向で動いているよ」と明かし、「ドラマとは違ってリアルタイムでの展開ではない。シナリオライターはホッとしているかもしれないね。ただ、みんなの期待通り、ジャックがひどい状況に追い詰められることは確か」とニヤリ。7年間演じた役どころについて、「仕事と家庭の板ばさみになったり、グレーな部分で頑張る姿が共感を呼んだと思う」と持論を展開。この日は、自らが抽選で選んだファンひとりに、サイン入りの特製パネルをおくった。
「24」ファイナル・シーズンDVDコレクターズBOXおよびブルーレイBOXは、12月23日発売。
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