W中村「鬼平外伝」スカパーで時代劇復権!
2010年11月9日 12:30

[映画.com ニュース] 俳優・中村梅雀と中村敦夫が11月8日、都内で行われたスカパー!のドラマ「鬼平外伝 夜兎の角右衛門(ようさぎのかくえもん)」の発表会見に出席した。CSで初となるオリジナル時代劇で、主演を任された梅雀は「期待に応えられるよう頑張る」、共演・敦夫は「近年の時代劇で最高の作品にする」と力を込めた。
地上波の時代劇ドラマは減る一方で、現在ではNHK大河ドラマをのぞくとシリーズとして続くのは「水戸黄門」(TBS系)だけ。この状況に、時代劇に多数出演してきた2人がCSから待ったをかける。
意外にも初共演。かつて「木枯し紋次郎」(フジ系)で一世を風靡した時代劇の先輩・敦夫は、梅雀に「この作品を(役者人生の)決定打にしてほしい」とエール。梅雀は「大きなプレッシャーだな。でも“時代”を知っている方と一緒に仕事ができるのはなにより幸せ」と笑顔を見せた。
「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」は、岩波正太郎の短編集「にっぽん怪盗伝」の中の一編「白浪看板」をドラマ化。人気シリーズ「鬼平犯科帳」の原点ともいえる物語で、スタッフも「鬼平」組が再集結。あくまで本格派の時代劇を目指す。梅雀は主人公の盗賊役、敦夫はその先代役。
スカパー!と時代劇専門チャンネルの共同製作。スカパー!で、来年1月3日21時より無料放送(75分予定)。その後に、時代劇専門チャンネルでの放送を予定。(映画.com×文化通信.com)
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