小西真奈美、銀座でクラブのママを“ウォッチング”
2010年11月4日 12:39

[映画.com ニュース] 今年で14回目を迎える「東京タワー クリスマス・イルミネーション」点灯式が11月3日、東京タワーで行われ、映画「行きずりの街」に主演の仲村トオルと小西真奈美、阪本順治監督が出席。約11万個のLED電球とオーナメントが輝く高さ15メートルの特製ツリーに光を灯した。
同作は1992年度「このミステリーがすごい!」で第1位に輝いた志水辰夫の小説を、阪本監督が映画化したもの。元教え子との結婚をスキャンダル扱いされ、教職を奪われた主人公の波多野(仲村)が、離婚した元妻との運命的な再会を経て、自らを追放した学園の暗部に迫る姿を描く。
仲村は「今年の冬は娘たちを連れて、パパが点けたんだよと自慢したい」とご満悦。同作は俳優生活25周年、出演50作目の記念作となり、「楽しい25年でしたね。失敗、敗北、屈辱もありましたが幸福感をもつことができた」と感慨深げだ。
小西は「東京タワーは映画でも重要な役割を果たす場所。とても光栄」。同作でクラブのママ役を演じ「髪型や衣装などで役を作ったが、自分の中に確信がもてず、銀座で出勤時間を見計らってクラブのママを何日かウォッチングしていました」と告白した。また、阪本監督は「一度、(ロケ地となった)六本木界隈を見ておこうと、階段で展望台まで上がった。見たことがない風景が見られるので、機会があればぜひ」と集まった見物客2000人にアピールした。
点灯式ではジャズシンガーのmegが、作・編曲とプロデュースを手がけた小室哲哉のピアノ生演奏で映画主題歌「再愛 Love you again」を披露した。「東京タワー クリスマス・イルミネーション」は12月26日まで朝9時~深夜12時の間、毎日点灯される。
「行きずりの街」は11月20日から全国で公開。
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