加藤清史郎、舞台挨拶ハシゴで有楽町を徒歩移動
2010年10月16日 12:52

[映画.com ニュース] 人気絵本作家・宮西達也の「ティラノサウルスシリーズ」(ポプラ社)を映画化した「おまえうまそうだな」が10月16日、全国161スクリーンで初日を迎え、宮西をはじめ、声優を務めた原田知世、加藤清史郎、山口勝平、別所哲也が東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で舞台挨拶に立った。
草食恐竜に育てられながら、自分が肉食恐竜だと知りひとりで生きる決意をしたティラノサウルスのハートは、卵から生まれたばかりの草食恐竜の赤ちゃんを食べようとする。しかし、赤ちゃんはハートを父親だと思いこみ、ふたりの間には愛情が芽生え始める。
赤ちゃん恐竜「ウマソウ」の声を演じた加藤は、「(原作を)図書館で何度も読んで、泣けるお話だなって思っていました。今回、声優でウマソウ役だと聞いて、本当にうれしかったです」と述懐。そして、「草食系恐竜が肉食系恐竜と一緒に暮らすお話です。ちょっとおかしいかなって思うかもしれませんが、楽しんで見てほしいです」とアピールした。
原田はハートの育ての親を演じ、「卵を守る感じで、うなってくださいって言われて『うーん、恐竜ってどんな風にうなるんだろう?』って(笑)。でも愛は世代を越えてつながっていくもの。描かれている心は人間と同じですし、私自身、演じながら涙があふれた」。ハート役の山口は、「お母さんに会いたくなるような作品。初めての恐竜役だったが、役づくりというよりは、物語に引っ張ってもらった」と語った。
また、恐竜界の伝説のボスを演じた別所は「子育てには愛情や優しさだけじゃなく、強さや厳しさも大切」と語り、隣で自分を高々と見上げる加藤に対して「よく食べて、よく遊び、よく学ぶと大きくなれるぞ」とアドバイスしていた。
この日、加藤は舞台挨拶終了後、その足で同日公開の「桜田門外ノ変」の初日舞台挨拶に登壇するため、会場となる丸の内TOEIまで徒歩で移動。ハートの着ぐるみと一緒に、急ぎ足で劇場をあとにした。
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