ジェフリー・ドノバンと栗田貫一、日米マイケル会見が実現
2010年10月7日 16:34

[映画.com ニュース] 「バーン・ノーティス/元スパイの逆襲」に主演するジェフリー・ドノバンが、シーズン3リリースを記念し、プロモーションで来日。10月7日、都内スタジオで日本語吹き替えを務める栗田貫一と対面し、“日米マイケル会見”が実現した。
犯罪都市マイアミを舞台に、元スパイの奮闘劇を描くTVシリーズ。何者かのワナで突如解雇された元スパイのマイケル(ドノバン)が探偵業で生計を立てながら、自分をクビにした黒幕とその真相に迫る姿を描く。
ドノバンが来日するのは、プライベートを除くと今回が初めて。スタジオ入りし、栗田と対面すると「日本のベテラン声優さんだと聞いていたが、とてもお若くて驚いた。お会いできて光栄」とがっちり握手。一方の栗田は、「本当に格好いい。美容院やジムに行って、ジェフリーさんに近づこうと自分なりに頑張っている」。クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」で初めてドノバンの演技を見たといい、「シリアスな芝居はもちろん、(マイケルのような)コミカルな演技もできる。素晴らしいですね」と絶賛した。
この日は、ドノバン本人がマイケルの日本語吹き替えにチャレンジ。「オレノナハ マイケル・ウェスティン」と見事に決めると、栗田は「仕事が奪われちゃいますよ」と戦々恐々。一方、ドノバンは「このドラマが日本でヒットしているのは、栗田さんのおかげですよ」と称えた。日本語吹き替えのアフレコが1エピソード平均4時間だと知ると、「僕らは最低でも70時間かかるよ。今すぐ交替しようよ」と笑いを誘った。
自身が演じるマイケルについては「国のために働くという誇りや気高さをもった人物。同時に、愛する人を失う怖さを抱えているんだ。(マイケルの好物である)ヨーグルトを食べるのは、ドラマの中だけだよ(笑)」。栗田は「アニメと違って、キャラクターの息づかいや舌打ちまですべてのせないといけない。やりがいがあるし楽しい。日本風にアレンジしながら、ジェフリーさんのかっこ良さを伝えられれば」とマイケル役への思いを語った。
「バーン・ノーティス/元スパイの逆襲」シーズン3は12月3日からレンタル開始。
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