翼の生えた赤ちゃん空を飛ぶ フランソワ・オゾン監督作が公開
2010年10月4日 16:41

[映画.com ニュース] フランソワ・オゾン監督作で、第59回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された「Ricky リッキー」の日本公開が決定。予告編映像を独占入手した。
同作は、翼の生えた不思議な赤子リッキーをめぐり、ある家族が再生していく姿を描くヒューマンドラマ。7歳の娘リザと暮らすシングルマザーのカティと、恋人の男性パコとの間に新たな子どもリッキーが生まれるが、日々のすれ違いからカティと仲違いしたパコは家を出る。そんなある日、リッキーの背中に翼が生えて空を飛び、そのことが世間に知れて大騒ぎになってしまう。
予告編では、家族がつかの間の幸せから次第にバラバラになっていく姿や、そのなかで突然、翼の生えたリッキーが街中を飛び回り、大騒動になる様子が描かれていく。
「まぼろし」「8人の女たち」「スイミング・プール」など、女性を描くことに長けたオゾン監督が、「家族愛」や「母性」という新たなテーマに挑戦。カティ役のアレクサンドラ・ラミー、パコ役のセルジ・ロペスら、俳優陣もオゾン監督とは初顔合わせ。撮影当時、生後数カ月だったアルチュール・ペイレが、物語のキーとなるリッキー役に起用された。
「Ricky リッキー」は2011年正月第1弾作品、東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほかにて公開。
オゾン監督作品は、同作に続き今年の第67回ベネチア国際映画祭に出品された「しあわせの雨傘」が2011年正月第2弾に公開される。
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