シルベスター・スタローン、22年ぶりに九重親方と再会
2010年9月25日 19:15

[映画.com ニュース] シルベスター・スタローンとドルフ・ラングレンが9月25日、主演映画「エクスペンダブルズ」のプロモーションで来日した。2人は、東京・両国国技館で大相撲秋場所を初観戦。スタローンは、九重親方と22年ぶりに再会を果たし力強く握手した。
スタローンの来日は、2年ぶり9回目。九重親方とは、1988年に「ランボー3 怒りのアフガン」のPRで来日した際に九重部屋を訪問し、現役だった千代の富士と面談していた。この日は、観戦後に九重親方の出迎えを受け「あのときの!? 久し振りだね!」とニッコリ。さらに、「今のほうが若く見えるよ。映画俳優のようで、昨日会ったかのようだ」と喜んだ。
九重親方も、「全然変わっていないですねえ」と感無量の面持ち。スタローンは、当時を振り返り「親方がトレーニングしている姿を見せてもらった。本当に素晴らしかったよ」と22年ぶりの来日となるラングレンに説明した。ラングレンは、スタローンが構想を練っているという同作の続編を引き合いに出し「もしかしたら一緒に戦うこともあるかもね。ナイフを使っちゃおうかな」と茶目っ気たっぷりに話した。

また、大関・琴欧洲を寄り切りで下し、61連勝で自身初の4連覇を果たした横綱・白鵬も駆けつけた。白鵬は、スタローンに「優勝おめでとう!」と祝福され満面の笑みを浮かべながら「(スタローンの出演作品を)もちろん見たことがありますよ。『ロッキー』が好きですね」。そして、スタローンを抱きかかえてみせ、2人を大喜びさせていた。
同作は、スタローンが監督・脚本・主演を務め、史上最高のオープニング記録を樹立した話題作。自らを“消耗品”(エクスペンダブルズ)と名乗る最強のよう兵部隊が、南米の独裁政権を打ち倒すために戦う姿を描く。スタローンほか、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ロークら肉体派の俳優がこぞって出演。さらに、ブルース・ウィリスとカリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガーがカメオ出演している。
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