役所広司＆山田孝之、女性300人の悩み相談に熱血アドバイス

同作は、暴政の限りを尽くす将軍の弟・松平斉韶（稲垣吾郎）を討つために、13人の刺客が総勢300人の軍勢相手に命をかけて戦う本格時代劇エンタテインメント大作。役所は、刺客たちをまとめるリーダー・島田新左衛門を、山田は自分の存在意義に悩みつつも侍として戦う決意をする島田新六郎を演じている。

この日は、「“社会と戦う！”女子限定お悩み一刀両断試写会」と銘打たれ、就職活動中の大学生とOLとして働く女性300人が出席。若い女性たちを前に「僕たち、はぐれ者なんだけどね……」（役所）、「僕、就職したことないんですけど……」（山田）と謙そん。それでも、「これだけ女性がいるとが然燃えますね」と相談に真しに応えていた。

夢はかなうかという問いに、役所は「あきらめずに夢を追うこと、夢を追い続けること自体がかなえること以上に面白いことなんじゃないかな」とアドバイス。また、今まで一度も誰かに恋をしたことがないという女性の悩みには、山田が「（僕じゃなくて）石田純一さんを呼んだ方がよかったんじゃないですかね」と言葉に詰まると、役所は「女友だちと同じように男性とも友だちとして付き合っていくことが大切なんじゃないかな」とフォローしていた。

そして、役所は「血まみれ泥まみれの男の姿が描かれる時代劇ですが、13人の男たちが後まであきらめずに何かのために命をかけて戦う姿を見て、劇場を後にするときに映画を見る前と違う感情を抱いてもらえたらうれしいです」と訴えていた。

「十三人の刺客」は、9月25日から全国東宝公開。