香里奈、6年ぶり主演作で田中圭とのデートシーンを満喫
2010年9月14日 16:40
[映画.com ニュース] 「天国の本屋」でコンビを組んだ松久淳+田中渉による小説を映画化した「ラブコメ」の完成報告会見が9月14日、都内で行われ、主演の香里奈、田中圭、北乃きい、渡部篤郎、平川雄一朗監督が出席した。
同作は、美人で男勝りな花屋の店長・真紀恵(香里奈)と、草食系アニメ脚本家の美晴(田中)のもどかしい恋愛模様をコミカルに描いたラブコメディ。また、2人を見守る涼子(北乃)の視線で描かれたプロローグ的な全9話のショートドラマ「Sweet 9 Flowords 愛しい9の花言葉」が、au携帯電話専用の動画サービス「LISMOオリジナルドラマ」で現在配信中だ。
6年ぶりの主演作となった香里奈は、「脚本を読んで喜怒哀楽の激しい女性だと思ったけど、彼女の人間味や女性らしい部分を出していけたらと思った。共感する部分もある」と役どころを説明。一方の田中は、「1人の女性を17年も思い続けるなんて分かりかねる(笑)。だけどデートのシーンは楽しかった! 撮影だけど、『今日はデートの日だ!』って気分だった」と述懐。香里奈も「デートシーンは花火大会などふだん行けない場所だったので、とても新鮮な気持ちになった」と和気あいあいとした現場を振り返る。
北乃は、花屋店員とキャバクラ嬢という2つの顔をもつキャラクターを演じ「これまで演じてきた役のなかでもずば抜けて明るいお調子者の役。テンションを上げるために、朝一から音楽を聞いたり、大好きなアイスを食べたり」。携帯ドラマでは涼子との恋愛が軸に描かれるが、アニメ声優・涼平役の渡部は「恥ずかしかった。何を話していいか分からず、初めて会ったとき『僕のこと知っていますか?』って聞いた(笑)」と照れていた。
「ラブコメ」は、9月25日から全国で公開。
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