土屋アンナ、全編3D「バトル・ロワイアル」に主題歌提供

［映画.com ニュース］　土屋アンナが、故深作欣二監督の「バトル・ロワイアル」を全編3Dでよみがえらせる「バトル・ロワイアル3D」の主題歌を手がけることが分かった。

同作は、高見広春の同名小説を深作監督、藤原竜也主演で映画化。あるクラスの中学生たちが、最後のひとりになるまで殺し合わなければならないサバイバルゲームに巻き込まれる姿を描く。公開時にはその衝撃的な内容から、国会で「青少年に悪影響を与える」と批判が巻き起こった。その結果、主人公と同世代の中学生は鑑賞できないR-15指定作品として公開されたが、興行収入32億円のヒットとなった。

オリジナル作の全2500カットを最新技術で3D変換。いくつかのシーンには、より高い3D効果が得られるようにCG加工も施す。音響もデジタル調整し、最新の映画館にも対応。映像にとどまらず、音響面でも観客がその場にいるような臨場感を体験できるようになるという。

土屋は、同作中でも使われるベルディの「レクイエム」を現代風にマッシュアップした楽曲「CHECKMATE mash up ANTY the 紅乃壱, VOLTA MASTER」を主題歌として提供。「『バトル・ロワイアル』のものすごい緊張感あるテンションに負けないように魂込めて作り、歌いあげました！　VOLTA MASTERSとANTY the 紅乃壱と一緒に作り上げたアンナの曲で、3Dになった新しい『バトル・ロワイアル』がさらに過激に盛り上がれば最高っす!!」と意気込んでいる。同曲は映画公開にあわせ11月に配信予定。

「バトル・ロワイアル3D」は11月20日から全国で公開。